2023/10/16 ブログ
100kmへの挑戦
先日、「第6回中山道・木曽路ウルトラウォーキング103km」という大会に参加しました。この大会は制限時間30時間以内に中山道に沿ってJR岐阜駅から長野県のJR南木曽駅まで歩くというもので、途中、御嵩町から恵那市までがほとんど山道なうえ、ちょうど夜間に差し掛かるため非常に過酷な大会です。主催者のパンフレットでも、5段階中5の難易度というものです。
私は過去2回、この大会に参加しており、1度目は70kmで途中リタイアしたものの2度目は無事に完歩しました。今回は3度目の挑戦となりました。
1日目の天候は晴れのち雨の予報でしたが、それほど太陽が出ることもなく少し涼しいくらいの気候のなか、御嵩町までは無事に歩くことができました。
ただ、御嵩町からは雨が降り始めました。また、それとともにコースもどんどん山道に入って行くこととなりました。それでもどうにか歩き続け、50km地点の細久手公民館にはスタートから12時間40分で着くことができました。
長めの休憩をとって公民館を出発すると、その後はどんどん雨足が強くなり、雨でぬかるむ山道をひたすら歩く苦行のような状態になりました。何度か足を滑らせ、1回は完全に転びました。更にこのころは完全な深夜ですので、超絶な眠気におそわれ、何度も幻覚めいたものが見えました。
その後、恵那市の70km地点に午前6時ころ到着しました。まだ制限時間は10時間ありましたが、雨で体が冷え切っており、完全に体力を奪われてしまったのでやむなくここでリタイアすることにしました。
せっかくの土日なのに、ひたすら雨に打たれてぼろぼろになって、しかも途中リタイアのため達成感も味わえずに帰って来ました。まる2日つぶれますし、疲労もすごいので、普通にその日のうちに終わるマラソン大会に出ればいいじゃないかとも思うのですが、しばらくするとリベンジの気持ちが湧いてくるので不思議です。来年あたり、また参加しているかもしれません。